アフリカの打楽器「ジャンベ」
Posted at 09/02/25 PermaLink» Trackback(0)»
今回はアフリカの打楽器「ジャンベ」について書きます。
「ジャンベ」は「ジンベ」とも呼ばれますが、主にマリンケ族、バンバラ族などギニア共和国を含む
西アプリカ民族の伝統打楽器です。
楽器の胴体は深くくりぬかれていて、山羊の皮が張られている片面太鼓です。
胴体の上部は丸みをおびていて、中央がくびれたゴブレット形のシルエットを持ちます。
胴体には色々な模様、装飾がほどこしてあり、楽器としてよりもインテリア装飾品として、民族家具店や
輸入雑貨店などでもよく見かけます。
打楽器としての「ジャンベ」ですが、深みのある低音とともに、非常に高い音も出すことが出来ます。
ひとつの打面で3つの音を出せる打楽器です。乾燥した高温の環境で、より良い音が出せるという特徴があります。
パーカッション楽器のひとつとして世界的にも人気の高い打楽器であり、コンガ、スティールドラムといった
打楽器と並び、年々愛好者が増えているといいます。
「ジャンベ」は歴史も長く、古くから人や自然とコミュニケーションをとるための楽器として使われていました。
祭りや儀式でも演奏されており、リズムや合わせて踊られる踊りにもそれぞれに意味があり、演奏の目的や演奏される
場所、時刻も限定されていて、奏される楽曲も決まっていました。
例を挙げると、祭司階級を讃えるリズムが決まっていたり、強く勇敢な男たちを讃えるリズムも決まっていて、
これらのリズムは「ジャンベ」で演奏されるリズムでも代表的なものです。
他にも畑を耕すときに演奏されるリズムなどもありました。
こうやってみてみると、昔の人たちにとっても、生活と音楽は切っても切り離せない関係であったことがわかります。
