陶芸の魅力
Posted at 09/02/26 PermaLink» Trackback(0)»
私にとっての陶芸の魅力とは、土に触れることにあります。あの冷たい土の感触を得るたびに心が落ち着くのを感じます。そう言えば子供の頃、工作の粘土が大好きでしたが、そんな子供時代を思い出したりもします。手で土をこね、ろくろを回すことで柔らかい土はどんな形にでも生まれ変わります。なんとも楽しいものです。土の素材は、陶器として優しくなじみ、使いかっての良さは誰からも好まれます。
その材料の土ですが、実に色々なものがあり、何を作るのか、自分との相性はどうかで選ぶ土は変わります。焼くための窯にも、薪、電気、ガスなどがあり、焼き温度が高いことで、壊れにくく耐久性の高い陶磁器が焼きあがるのですが、それぞれに違った楽しみ方があります。
見た目どこにでもあるような土が、思うような形に出来上がっていくことの楽しさ、しかも百人いれば百通り。自分の感性で作り上げていく楽しみは何事にも代えられない魅力があります。正解なんてものはありません。個人個人の感性によって多種多様の答えがあるのです。
思いのままに作った作品で飲むコーヒーやお茶の美味しさ、自分の料理に合わせたイメージの食器への盛り付け。オリジナル陶器を作る喜びはたくさんあります。そして何よりも世界にひとつしかない作品を見つめる気分は最高です。
日本では、約1万2000年前のものと思われる土器が発見されています。世界最古です。
このことが示すように、日本における陶芸の歴史の長さは世界でもよく知られています。
確立した日本の陶芸は、中国や朝鮮の影響下にあるもので、紀元4~5世紀にろくろと窯を使った技術により発展を始めました。
縄文時代や弥生時代の頃から、千変万化の焼き物の伝統を継承し、創造する陶芸の魅力に是非触れてみてください。
